映画「100歳の少年と12通の手紙」感想ネタバレ解説。ファンタジーとリアリティーが融合している作品

100歳の少年と12通の手紙は、10歳の白血病に侵されている少年にフォーカスしている作品です。

この映画は、重たい題材を扱っているにも関わらず、見ている人の心を暖かくしてくれるなんだか不思議なファンタジー要素が含まれている作品となっています。

また、登場するキャラクターの感情を上手に描いており、そこがこの映画の魅力ポイントとなっています。

この記事では、100歳の少年と12通の手紙の感想、ネタバレ解説についてご紹介していきます。

100歳の少年と12通の手紙の基本情報
  • 監督 : エリック・=エマニュエル・シュミット
  • 脚本 : エリック・=エマニュエル・シュミット
  • キャスト : 「ミシュエル・ラロック」「アミール」「マックス・フォン・シドー」「アミラ・カサール」「ミレーヌ・ドモンジョ」「コンスタンス・ドレ」etc..
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100歳の少年と12通の手紙のあらすじ

10歳の好奇心旺盛な少年オスカー(アミール)は、白血病を患い小児病棟に入院していた。

彼は自分の病気について口を濁す両親や医師にいら立ち、特別扱いをされることにも飽き飽きしていた。

そんなある日、オスカーは病院に宅配ピザの配達に来ていたローズ(ミシェル・ラロック)と廊下でぶつかり、彼に悪態をつく彼女をひと目で気に入る。

引用 : https://movies.yahoo.co.jp/movie/337356/story/

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白血病にかかっていることから、みんな腫れ物に触るような扱いをしてくると悩んでいた少年オスカーが、口の悪い女性と出会い日々が色づいていくという物語となっています。

100歳の少年と12通の手紙の解説

映画を見ている人から、自然と温かい涙を誘う作品「100歳の少年と12通の手紙」

この作品は、少年の中にある想像の世界(ファンタジー的な要素が含まれている部分)と日々の生活(リアリティー部分)がうまく融合されている作品となっています。

比較的重たい題材を扱っていますが、変にリアリティーだけを描いているのではなく、ファンタジー的な温かさがあるので、この映画を見終わると、誰かの役に立つことがしたいと思えるような優しい気持ちになることでしょう。

また、この映画はオリジナルストーリーではなく元ネタとなっている本「神様とお話しした12通の手紙」があります。

元ネタの本は、世界中で大ヒットしており、多くの共感を得た作品となっています。

100歳の少年と12通の手紙は、本のいいエッセンスをそのまま取り入れている作品となっていますので、見ている人を虜にすること間違いなしです。

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ここからは、個人的な100歳の少年と12通の手紙の注目すべきポイントやよかったポイントについてご紹介していきますね。

キャストの演技が上手すぎる

100歳の少年と12通の手紙の注目すべきポイントは、キャストの演技力です。特に、主人公のオスカーの演技力がとてもつもないです。

オスカー(アミール)の演技力が分かるシーン

オスカーは毎日いたずらをしていたのですが、誰もオスカーには怒りませんでした。

その理由は、オスカーが白血病にかかっており、みんな先が長くないと分かっていたからです。先生や医者だけはなく、両親さえも腫れ物に触るようにオスカーに接していました。

毎日いたずらをしていたオスカーは、いたずらが成功をすると笑って喜ぶのですが、目が笑っておらず笑顔の中に悲しさがあるのです。

笑っているのにどこか悲しいという演技ができる子役は、世界中探しても数少ないと思います。(今まで見てきた中でグンを抜いてオスカー(アミール)は演技が上手いです)

キャストの演技が上手いからこそ、見ている人が映画に感情移入できますよね。

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この映画のキャスト陣は、演技力がグンを抜いて上手い人ばかりですので、演技力に注目して見てみるのがおすすめです。

難病についての描き方が他の作品と違う

この映画は「難病」について描いているので、比較的重たい内容の作品となっています。

しかし、難病についての描き方が他の作品(特に日本映画)とは異なります。

日本映画の場合「難病」について描くとき、必ずと言っていいほど、見ている人に「悲しさ」を与えて泣かせようとします。

一方で、フラン映画である100歳の少年と12通の手紙は、見ている人を「悲しさ」で泣かせようとはしません。

主人公のオスカーが「素晴らしく生きていること」について、見ている人に素敵だなっと思ってもらい涙をさそうような構成となっています。

また、フランス映画ならではのおしゃれな雰囲気が映画の中に漂っており、見ていると心地よい気分になることができます。

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この映画は、悲しさではなく素敵っという感情で泣ける作品となっています。

映画の構成が面白すぎる

100歳の少年と12通の手紙は、物語の構成がとても面白いです。

まず、白血病で先が短いと宣告されている少年(オスカー)は、人生に絶望していたのですが、口が悪いおばさんに出会い生きる希望を持つことができます。

普通なら、聖女みたいな清らかな女性と白血病の少年を描くところをこの映画ではあえて、口の悪い女性を描いています。

また、オスカーが女性を支えとしているだけではなく、口の悪い女性もオスカーとの出会いで大きく変化していきます。

そのポイントもこの映画の面白いところとなっています。また、この映画では、口の悪い女性の提案によって、オスカーが1日を10年換算で生きていきます。

1日で思春期を迎えて、成人になっていくという設定なのですが、オスカーはやはりまだ10歳の子供です。

なので、10歳の少年なりの思春期や聖人像を生きます。その点がとても心温まり、見ている人に自然と優しい涙を流させてくれます。

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この映画は決して重たい作品ではなく、心温まる内容の作品となっていますよ。

100歳の少年と12通の手紙

100歳の少年と12通の手紙は、「難病」について描いているので重たい作品と思ってしまいがちの映画です。

しかし、ファンタジーとリアリティーを上手に融合しているので、見ていて重たいと感じてしまうことはありません。

また、日本映画のように「悲しい、かわいそう」という感情で、涙を誘うような構成ではありません。

主人公のオスカーの生きる姿が「眩しい、心温まる」という感情を覚えて、自然と泣くことができる作品となっています。

また、この映画はストーリー構成がとても面白いので、途中で飽きてしまうということはありませんよ。

まだ見ていない人は、この映画をチェックしてみてくださいね。



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