映画「はじまりへの旅」解説ネタバレ感想。ちょっと変わった家族の物語

ちょっと変わった家族のヘンテコな物語を描いているはじまりへの旅。この映画は、世界中で大反響を呼んだ不屈の名作です。

近代社会とかけ離れた生活をしていた家族がとあるきっかけで、社会に順応していくという物語となっています。

この映画を見ると、家族愛って素晴らしいという感想を受けること間違いなしです。ただ、それだけではなく「普通とは何か?」という問いかけが含まれています。

また、はじまりへの旅の監督マット・ロスは、この映画を通して「資本主義社会のあり方について」「消費主義について」について、考えてほしいというメッセージを込められているのだなと映画のシーンから感じ取ることができます。

この記事では、はじまりへの旅の解説、感想、見どころについてご紹介していきます。また、ネタバレ要素が含まれています。

はじまりへの旅の基本情報
  • 監督 : マット・ロス
  • キャスト :「ヴィゴ・モーテンセン」「フランク・ランジェラ」「キャスリン・ハーン」「スティーヴ・ザーン」「ジョージ・マッケイ」「サマンサ・イズラー」etc…
YUMANN
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はじまりへの旅のあらすじ

アメリカ北西部の森の奥深くで、6人の子供と暮らしているベン・キャッシュ(ヴィゴ・モーテンセン)。

子供たちは社会と接点を持っていないが、厳格なベンが課す特訓と熱心な教育によって全員がスポーツ選手並みの体力を誇り、6か国語を自在に話し、長男に至ってはあらゆる名門大学に合格していた。

そんな中、入院していた子供たちの母レスリーが他界し、一家は葬儀が行われるニューメキシコへ向けて旅に出ることに。

およそ2,400キロメートルもの長い道のりを行く彼らだが、世間知らずゆえに先々で騒動を起こしてしまう。

引用 : https://movies.yahoo.co.jp/movie/358906/story/

YUMANN
きっと世界中探しても、こんな家族に出会えない。そう思えてしまう、ちょっと変わっている家族について描いている作品ですよ。

はじまりへの旅の解説

はじまりの旅は、泣けるし笑える変わった家族のお話です。

そのため、この映画を見ると「家族ってすごいな〜絆で結ばれているんだな」という気持ちになることができます。

一方で、なんだかいい意味で気持ち悪さを感じるシーンが含まれています。

なぜ、いい意味で気持ち悪いシーンを描いているかというと、監督マット・ロスが「普通とは何か?」という強い問いかけをこの映画を見ている側にしているからなんです。

さらに、普通と何か?という問いかけをすることによって、固定概念や固執した価値観に囚われてはいけないと思えるように、この映画は構成されています。

普通とは何か?という問いかけをしているシーンは以下になります。

映画の中で描かれているシーン
  • 大自然に囲まれて自給自足している家族、ジャンクフードで溢れかえっている街並み。
  • 焚き火の明かりで本を読んでいる子供達、テレビゲームばかりしている子供達。

などなど、この映画では対比となるシーンが多く描かれています。

また、どちらが幸せなのか見ている人によって、異なるように描かれています。

この映画は、単に家族愛について描いている作品ではなく、本当の幸せとは何か?世間一般的な普通という概念は一体何なのか?

また、それは本当に普通なのか?と考えさせられる内容となっています。

YUMANN
この映画を見ることで、あなたの中にある「普通」という概念が、大きく変化するかもしれない。そんな映画となっています。

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はじまりへの旅の感想

はじまりへの旅は、家族愛について描いているストーリーですので、単純に見ても楽しむことができると思います。

しかし、前持って知っておくとより楽しむことができるだろうな〜と感じたポイントがいくつかあります。

YUMANN
個人的な感想を含めて、知っておくとより楽しむことができるポイントについてご紹介していきますね。

ノーム・チョムスキーについて知っておくべき

この映画で頻繁に出てくる「ノーム・チョムスキー」。ノーム・チョムスキーは、世界を代表する言語哲学者です。

この人物はアメリカを代表とする資本主義、消費主義に対して、強い警報を鳴らしている人物です。

また、多くの人々は「大きな力」に動かされているということに気が付いていないと論じており、その独特の論が世界から注目されています。

なぜ、ノーム・チョムスキーについて知っておくべきなのかというと、ノーム・チョムスキーの思考のエッセンスがこの映画には詰まっているからです。

この映画のメッセージ性とノーム・チョムスキーの思考がリンクしている理由は、映画監督が尊敬をしているからです。

そのような背景を知っておくと、はじまりへの旅をより楽しんで見られること間違いなしですよ。

子育ての難しさを上手に描いている

個人的に、はじまりへの旅の注目すべきポイントとして感じたのは子育てシーンです。ちょっと変わった家族のお父さんは、自分の理想とする大人像に子供達をそめようとします。

その結果、子供達は選択肢の狭い人送ってしまっていました。

また、子供達は年齢を重ねていくうちに、徐々にお父さんの言っていることや教育方針に従えなくなってきます。

この映画は、子育ての難しさを上手に描いているな〜と感じました。

よく親の理想とする子供にしようと思い、教育してしまうという人が多くいますが、これだと子供は親の期待が重荷になってしまう。

また、自由な発想ができずに狭い選択肢の中からしか自分の人生を選べないという状態になってしまいます。

YUMANN
子育ては、やはり愛しているからこそ期待はしない。好きに生きさせるということが大切になってくるな〜と感じることができますよ。

間違いを認めることの難しさを感じることができる

はじまりへの旅を見ることで、間違いを認めることの難しさを感じることができます。

また、間違いを認めてそれを訂正することがいかに大切なことなのかを教えられます。

変わった家族の父親ベンは、頭が賢く自分の思想が強めの人物で、近代社会は毒されているという強い思想を持っていました。

そのため、自給自足で生活できるように子供達を森の中で育てます。

しかし、周りからの反対の声や子供達が学校に行くことを望んでいること知ってから、ベンは自分の思考が強すぎたことの間違いを徐々に認めていきます。

ベンは、頭がキレるということもありプライドがとても高かったので、簡単には間違いを認めることはしませんでした。しかし、最後は子供達のために現代社会に溶け込むようになっていきます。

YUMANN
プライドが高い人ほど、自分が間違っていることを認めるのが難しい。また、間違いを認めることは勇気がいることだとこの映画から学ぶことができますよ。

ラストシーンに感動すること間違いなし!

ネタバレになりますが、この映画のラストシーンは、家族の成長が描かれています。

森の中に暮らしていた家族でしたが、ラストシーンでは山から降りて、人が住んでいる人里に移住しています。

また、旅をするためのトラックは、養鶏場へと変貌しています。そして、学校へ通っていなかった子供達が学校へ向かうシーンが描かれています。

ラストシーンは、父親ベンが子供達のために、自分の思想を変えたということが分かるような感動的なシーンとなっています。

また、子供達もベンと一緒にいることが幸せであることが分かるような微笑ましいシーンが描かれていますよ。

YUMANN
はじまりへの旅のラストシーンは、とても感動的ですよ。

はじまりへの旅のまとめ

はじまりへの旅は、ちょっと変わった家族の笑えて泣ける微笑ましい作品となっています。

この映画は「普通とは何か?」「資本主義について」「消費主義について」など、多くのこと考えるきっかけを与えてくれます。

映画の広告写真からは想像がつかないほど、実は深い作品なので、まだ見たことがないという人は見る価値ありの作品ですよ。

この映画を見れば、自分の中にある固定概念が大きく変わってしまうかもしれませんよ。

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