映画「ロケットマン」ネタバレ感想。エルトン・ジョンの伝記的な作品

映画ロケットマンは、グラミー賞を5度も受賞している世界的に有名なアーティスト(エルトン・ジョン)の伝記的作品。

誰からも愛されることがなかった幼少期、鮮烈なデビューシーン、スター街道から転落していた時期など、エルトン・ジョンの知られざる歴史を知ることができる作品となっています。

この映画は、ミュージカル映画のようなテンポとなっていますので、長時間映画を見ることができないという人でもストレスなく見ることができますよ。

ロケットマンの基本情報
  • 監督 : デクスター・フレッチャー
  • 脚本 : 「リー・ホール」
  • 出演者 : 「タロン・エガートン」「ジェイミー・ベル」「ブライス・ダラス・ハワード」「リチャード・マッデン」「スティーヴン・マッキントッシュ」「ジェマ・ジョーンズ」etc…

ロケットマンのあらすじ

I WANT LOVE ―
愛が欲しい、でも叶わない少年時代

イギリス郊外ピナー。家に寄りつかない厳格な父親と、子供に無関心な母親。けんかの絶えない不仲な両親の間で、孤独を感じて育った少年レジナルド・ドワイト。

唯一神に祝福されていたのは彼の才能――天才的な音楽センスを見出され、国立音楽院に入学する。

その後、寂しさを紛らわすようにロックに傾倒する少年は、ミュージシャンになることを夢見て、古くさい自分の名前を捨てることを決意する。新たな彼の名前は「エルトン・ジョン」だった。

YOUR SONG ―
バーニーのいる人生は素晴らしい

レコード会社の公募広告を見て応募したエルトン(タロン・エガートン)。

同じく応募者のバーニー・トーピン(ジェイミー・ベル)の美しい詩の世界に惚れ込み、インスピレーションを受けたエルトンがメロディを生み出す形で一緒に曲作りが始まる。

そして、何気ない朝の食卓で生まれた一曲――彼の代表作として世界的に知られるスタンダード・ナンバー「ユア・ソング」――が目にとまり、デビューが決まる。

LAの伝説的なライブハウス《トルバドール》でのパフォーマンスをきっかけにエルトンは一気にスターダムへ駆け上がっていく。

ROCKET MAN ―
たった一人、燃え尽きていく

エルトンは、楽曲の完成度の高さと、観客を圧倒するパフォーマンス力で全世界にその名を轟かせていくも、心は満たされない少年時代のままだった。

彼を長年にわたってサポートしたマネージャーのジョン・リード(リチャード・マッデン)とは、恋人でもあったが泥沼でもがくような関係を続け、いつも本当に必要とする相手から愛を得られないエルトンの心を深く傷つけた。

売れ続けるプレッシャーとの戦いの中で、依存や過剰摂取に陥り、心身共に追い詰められる。

GOODBYE YELLOW BRICK ROAD ―
虚飾の人生の先にある未来

成功と快楽に溺れ、堕落した生活を送るエルトンを前に、バーニーさえも彼の人生から遠ざかっていく。

絶望の淵に立たされたエルトンは、ライブ開始を待つ超満員のステージ裏で、ある選択をする。それは思いも寄らない形で、彼の人生を大きく変えていくことになるのだった。

そして、今、感動のフィナーレの幕が開くのだった。

ーー公式サイトより抜粋


ボヘミアン・ラプソディーと似ているようで違う

ロケットマンは、ボヘミアン・ラプソディーと同じような映画と思ってしまいがちですが、全然違う映画の構成となっています。

ロケットマンは、ボヘミアン・ラプソディーとは違いミュージカル映画のような作品です。

そのため、映画のほとんどは歌や踊りがメインとなっていて、ボヘミアン・ラプソディーではなく、「ララランド」の世界観に近い作品となっています。

同性愛のシーンが過激

ロケットマンの主人公エルトン・ジョンが、同性愛者であることを描いているシーンが作中に多く登場するのですが、ボヘミンラプソディーとは比べものにならないほど過激に描かれています。

ここまで、強く表現して世の中の大多数の人に受け入れられるのかな?と思ってしまうほどです。

実は映画ロケットマンは、エルトン・ジョン自らが製作総指揮感を務めている作品となっています。

エルトン・ジョンは、ロケットマンで曝け出した自分の姿を投影することによって同性愛について世界中の人々に理解してもらおうとしたのかな?と感じました。

この作品は、同性愛について考えさせられる作品となっているだけではなく、同性愛者の人々にとって勇気がもらえる作品となっていますよ。

愛を求め続けるエルトン・ジョンの生涯が描かれている

映画ロケットマンでは、知られざるエルトン・ジョンの生涯が描かれています。

エルトン・ジョンの幼少期は、父親と母親から愛されることがなく常に愛に飢えている状態でした。

愛を求め続けるのは、エルトン・ジョンがデビューしてからも同じでした。

エルトン・ジョンは、自分を理解してくれていると感じる男性と出会うのですが、この男性はエルトン・ジョンを愛しているのではなく、単にエルトン・ジョンを利用しようとしていたのです。

それに気がつき、喧嘩別れをしてしまいます。愛を求める生活に疲れたエルトン・ジョンは、酒やドラックに溺れていきます。

そんな時、1人の女性(レネーテ)と出会います。レネーテは、エルトン・ジョンのことを心から理解してくれる女性でした。

やがて、エルトン・ジョンとレネーテは結婚するのですが、エルトン・ジョンは自分が同性愛者であることを黙っていました。

また、エルトン・ジョンは同性愛者なので、心の底から女性のレネーテを愛することができました。

2人の結婚生活には徐々にヒビがはいっていき、時の流れと共に終わりを告げます。そして、エルトン・ジョンは孤独に戻ってしまいます。

全世界で3億枚以上のレコードを売り上げていたエルトン・ジョンは、何でも欲しいものを買えてしまう大成功者。そんな大成功者がお金では変えなかったものは愛。

YUMANN
この映画を見ると、自分を愛してくれる存在の尊さを再認識することができるでしょう。

なりたい自分を演じることの大切さ

エルトン・ジョンは、音楽の才能があったのですが、最初からボーカルを務めていたわけではありませんでした。

最初は、とあるバンドのピアノを担当していました。

音楽で何とか生計を立てることができていた程度だったエルトン・ジョンは、売れるためにはどうすればいいのか日々考えていました。

そんな時、バンドのボーカル担当の男性から、「売れるためには、今までの自分を捨て去り、なりたい自分を演じるべき」と言われます。

この時から、ありのままの自分ではなくなりたい自分として生きていく覚悟をします。

そして、レジナルド・ドワイトという本名を捨てて、エルトン・ジョンに改名し、スター街道へと上り詰めていきます。

この映画を見ると、なりたい自分を演じることの大切さを痛感することができます。

なりたい自分を演じることによって、今までとは違う行動をするので、その分自分の理想に近づいていきます。

最初は、なりたい自分を演じていることから始まりますが、演じ続けているうちに、なりたい自分になっているという状態になれるとこの映画を見ると思うことができますよ。

ただ、なりたい自分を演じる日々は、その分代償があります。本当の自分を誰も理解してくれない。

みんなが求めているのは、本当の自分ではなく、演じている自分だ。などの葛藤です。

YUMANN
ロケットマンを見ることで、なりたい自分を演じることの大切さとそれに伴う代償について知ることができますよ。

エルトン・ジョンの名曲「Your song」を歌うシーンが感動する

エルトン・ジョンと聞けば、Your songを思い浮かべる人がいるのではないでしょうか。

この映画では、Your songの制作秘話が描かれています。

エルトン・ジョンは、デビュー当初自分に自信がなく前に出ることを恐れていました。

そんなエルトン・ジョンは、友人でもあり仲間でもあるバーニー・トーピンから、前に出るべきだと言われ覚悟を決めます。

そんな時に、仲間のバーニー・トーピンから渡された歌詞が、Your songだったのです。

Your songは、その時のエルトン・ジョンの心境ととてもマッチングしていたこともあり、それを聞いていた人は惚れぼれしている様子が描かれています。

YUMANN
エルトン・ジョンのYour songを歌うシーンは、この映画で最も感動できるシーンですよ。

ロケットマンのまとめ

映画ロケットマンは、世界的に人気のアーティスト「エルトン・ジョン」の伝記的な作品となっています。

作中には、名曲Your songの誕生秘話なども描かれており、エルトン・ジョンのファンにはたまらない内容となっています。

この映画は、ミュージカル映画に近いので、とてもリズムよくストーリーが流れていきます。

知られざるエルトン・ジョンのサクセスストーリーを知ることで、自分も何かにトライしてみようときっと思うはず。

この映画を見ると、明日への希望が湧いてきますので、とてもおすすめですよ。



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