映画「トゥルーマン・ショー」は怖い?【感想・ネタバレ考察】

映画トゥルーマン・ショウは、見る人によっては怖いサイコホラー的な作品だと捉えてしまいがち。

しかし、見る人が変わると「もしかしたら私もトゥルーマン・ショウ」の主人公かもって思い、いい意味でインスピレーションを受けることができる作品でもあります。

トゥルーマン・ショウは、全世界で賛否両論が分かれるものの、とても評価されている作品です。

YUMANN
この記事では、映画トゥルーマン・ショウのネタバレ感想、解説をご紹介していきます。
トゥルーマン・ショウの基本情報
  • 監督 : 「ピーター・ウィアー」
  • 脚本 : 「アンドリュー・ニコル」
  • キャスト : 「ジム・キャリー」「エド・ハリス」「ローラ・リニー」「ノア・エメリッヒ」「ナターシャ・マケルホーン」「ホーランド・テイラー」etc..
YUMANN
トゥルーマン・ショウは、U-NEXTに登録すれば無料視聴することができます。31日間の無料登録期間中に、解約すれば料金は一切かかりません。

トゥルーマン・ショウのあらすじ

周りを海で囲まれた平和な離れ小島の町シーヘブン。

保険のセールスマン、トゥルーマン・バーバンク(ジム・キャリー)は看護婦でしっかり者の妻メリル(ローラ・リニー)や親友のマーロン(ノア・エメリッヒ)とともに平凡な毎日を送っている。

ボート事故で父親を亡くした彼は水恐怖症で島から出たことはなかったが、大学時代に出会った忘れられない女性、ローレン(ナターシャ・マケルホーン)に会うためフィジー島へ行くというささやかな夢があった。

ある日、トゥルーマンは、いつもと違う行動を取るとまわりの様子が落ち着かなくなることを発見。

不安と疑問がつのり、妻のメリルに怒りをぶつけた末、メリルは家を出て行ってしまう。

トゥルーマンは意を決し、地下室で寝ているふりをして海にボートで漕ぎ出して行く。

実はトゥルーマンの家族や同僚は俳優で、住む島全体がロケセット、通行人はエキストラという、虚構の世界に生きており、生涯のすべてをテレビ放送されていたのだ。

ディレクターの指示で彼の人生はコントロールされてきた。ディレクターのクリストフ(エド・ハリス)と会話を交わし、本当の人生を歩みたいを訴えるトゥルーマン。

だが、虚構の世界へ戻るよう説得するクリストフは、装置を使って嵐を起こす。

荒れ狂う波をくぐりぬけた果てに、トゥルーマンは虚構の世界=ロケセットの終端部にたどり着く。

そこには外への出口があった。クリストフの呼びかけを無視し、トゥルーマンは出口から出て行く。

そしてテレビでその一部始終を見ていた観客たちはトゥルーマンの勇気に拍手を送るのだった。

引用 : https://eiga.com/movie/47169/

ストーリーが怖くて考え深い

トゥルー・マンショウは、怖いサイコホラー的な面がある作品です。

その理由としては、主人公のトゥルーマンが自分で自分の人生を選んで生きると思っていたのですが、実はトゥルーマンの人生が放送作家によって描かれた人生だったという奇妙な物語だからです。

また、自分の日々の生活全てがテレビで放送されており、それを娯楽として見ている人が世の中の大多数という設定の怖いストーリーとなっているからです。

しかし、この映画は決して単純なサイコホラー作品ではなく、見ている人に多くのことを考えさせてくれる深い作品となっています。

過激さを求めるのはあり?なし?

トゥルーマン・ショウは、人の人生を娯楽として放送しているという過激な設定ですが、現代ではこの映画に負けをとらないくらい過激なTV番組やYoutube動画、情報などが溢れ返っています。

例えば「OOをやってみた」というような危険が伴う企画や、やらせ番組などで視聴者の願望を無理やりでも叶えようとしている番組などが例です。

人間は同じようなものばかりみていると、飽きてしまう性質があるため、より過激な動画や企画を求めてしまう傾向があります。

それに応えることができないと、テレビや動画配信を仕事としている人たちは、食べていけなくなるため自然と過激なものに向かってしまいます。

それに巻き込まれている演者の人々などは、視聴者の娯楽を満たすために、自我を捨てるほどのことを求められているという現状となっています。

映画トゥルーマン・ショウは、このような現状はあり?なし?という問いかけを見ている人にしています。

YUMANN
トゥルーマン・ショウは、単純なサイコホラー的な作品ではなく、深い作品となっていますよ。

人間の恐ろしさについて考えさせられる

トゥルーマン・ショウでは、人間の恐ろしさについて考えさせられるシーンが描かれています。

それは、トゥルーマン・ショウの主人公、トゥルーマンが自分の人生が誰かに操られていると気がつき、小さな箱の中に入れられた人生から抜け出そうとしているシーンからです。

トゥルーマンが逃げ出そうとしている状況をテレビ越しに見ていた視聴者(大多数の人々)、番組に関わっている人々は、トゥルーマンが逃げ出して欲しくないと願っています。

このシーンから、人間の腹黒い恐ろしさが描かれなと感じました。

人の人生をコンテンツとして消費している人は、自然と演者の行動を把握したい、管理したいという願望を持ってしまいます。

例えば、あいのりに出演していた演者が放送されていない場所でキスをしてしまったということがメディアで放送されたとき、大多数の視聴者は怒りの声を演者にあげました。

怒りの声の内容は、あいのりがなくなってしまうことに対してではなく、テレビ放送がされていない場所でキスをするなんて信じられないという内容でした。

このことからも分かるように、まるで人の人生を自分のコンテンツとして捉えている人がいます。

普通に考えて、人の人生なので人の勝手ですよね。

しかし、それがテレビという媒体を通じて人の人生が放送されているので、まるで人の人生をコンテンツとして捉えてしまい、把握できないと怒ってしまう現状になってしまっている人がいるのです。

人の人生をコンテンツとして放送しているメディアも問題があるかもしれませんが、人間は悪魔や幽霊とは比べものにならないくらい恐ろしい生き物なのかも知れませんね。

YUMANN
トゥルーマン・ショウには、人間って怖すぎるだろと思ってしまうシーンが見事に描かれていますので、注目して見てみてください。

自分も小さな箱の中に入れられているのでは?と思ってしまう

トゥルーマン・ショウを見ると、もしかして自分以外の人はみんなグルで自分の人生を傍観しているのではないか?と思ってしまう人もいると思います。

実際、その考えは絶対にありえないと否定ができないのが現状で、世界一の起業家と言われている「イーロン・マスク」はこの世は仮想現実だと断言していたりします。

もし、あなたが付き合っている人がいたとして、その人とは付き合うことが決まっていたと知ったらどう思いますか?また、必死に悩んで決断してきた人生の道は、最初から決められていたと知ったらどう感じますか?

トゥルーマン・ショウの主人公がもしかしたら私かも知れない。

そんな不思議なことを考えさせてくれるこの映画は、一度は見ておくべき深い作品ですよ。

トゥルーマン・ショウは何度でも楽しめる作品

トゥルーマン・ショウは、一度だけではなく何度見ても楽しめる作品となっています。

それは、見るたびに映画の中で不自然な点を見つけることができるからです。ネタバレになりますが、トゥルーマンの生きていた世界が不自然だと分かるポイントをご紹介していきます。

  • みんな笑顔しか見せない不自然すぎる町。
  • ビールを毎回のように持ってくる友人。
  • 飲んでいるココアの宣伝をする妻。

トゥルーマン・ショウは、番組として成り立たせないと意味がない世界となっています。

そのため、映画の中には随所に宣伝CMのようなシーンが含まれています。

見るたびにこのシーンは宣伝になっているのかと気がつきますので、何度見ても新しい発見がきっとありますよ。

トゥルーマン・ショウのまとめ

トゥルーマン・ショウは、人生が24時間365日放送されているというサイコホラー的なストーリーの作品です。

ですが、過激すぎる現代のTVや情報はあり?なし?と見ている人に問いかける要素、人間の恐ろしさについて考えさせられる要素なども含まれており、とても深い内容の映画となっています。

この映画を見ると、自分ももしかしたらトゥルーマン・ショウの主人公かも?と思ってしまうことになるでしょう。

トゥルーマン・ショウは、何度見ても楽しめる作品となっていますので、1度だけではなく2度3度見ることをおすすめします。


【決定版】大人の恋愛がしたくなる!おすすめの恋愛映画25選

2019年9月1日