映画「ザ・トゥルー・コスト〜ファストファッション 真の代償〜」。先進国と発展途上国を結ぶファストファッションの黒い絆

映画ザ・トゥルー・コスト〜ファストファッション 真の代償は、ファストファッションを取り巻く環境についてリアルに描かれている作品です。

アメリカや日本などで人気となっているファストファッション。Tシャツ1枚を5ドル以下という格安の価格で作るためには、東南アジアを始めとする発展途上国の低賃金の労働力が必要となっている現状があります。

この映画は、ファストファッション事業を展開している企業の実態を知れるだけではなく、私たち消費者がモノを購入する際の消費活動について深く考えさせることになる映画にもなっています。

ザ・トゥルー・コストの基本情報
  • 監督 : アンドリュー・モーガン
  • 脚本 : アンドリュー・モーガン
  • キャスト : 「ヴァンダナ・シヴァ」「ステラ・マッカートニー」「リチャード・ウルフ」
YUMANN
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ザ・トゥルー・コスト〜ファストファッション 真の代償〜のあらすじ

これは衣服に関する物語で、私たちが着る服や衣服をつくる人々、そしてアパレル産業が世界に与える影響の物語だ。

これは貪欲さと恐怖、そして権力と貧困の物語でもある。

全世界へと広がっている複雑な問題だが、私たちが普段身に着けている服についてのシンプルな物語でもある。

この数十年、服の価格が低下する一方で、人や環境が支払う代償は劇的に上昇してきた。

本作は、服を巡る知られざるストーリーに光を当て、「服に対して本当のコストを支払っているのは誰か?」という問題を提起する、ファッション業界の闇に焦点を当てたこれまでになかったドキュメンタリー映画だ。

この映画は、きらびやかなランウェイから鬱々としたスラムまで、世界中で撮影されたもので、ステラ・マッカートニー、リヴィア・ファースなどファッション界でもっとも影響のある人々や、環境活動家として世界的に著名なヴァンダナ・シヴァへのインタビューが含まれている。

またフェアトレードブランド「ピープル・ツリー」代表サフィア・ミニーの活動にも光を当てている。

私たちは行き過ぎた物質主義の引き起こした問題に対して、まず身近な衣服から変革を起こせるのかもしれない。

ーー公式サイトより抜粋

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ファストファッション業界が繋ぐ黒い絆

映画トゥルー・コストには、ファストファッション業界が繋ぐ先進国と発展途上国を結ぶ黒い絆が描かれています。

ファストファッションとは、簡単に説明すると低価格かつワンシーズンのみしか使用できないようなトレンドを抑えているアイテムで、サイクルが早いファッションのことを指しています。

ファストファッションを扱っている代表企業としては、H&MやZARAなどが挙げられます。

ファストファッションの魅力とされている圧倒的なコストパフォーマンスは、どのような仕組みで成り立っているのかがこの映画では具体的に描かれています。

日本人やアメリカ人を雇用して服を生産すると、コストが多くかかってきますよね。

そのため、ファストファッションの服の生産の多くは、発展途上国の人々が請け負っています。

特に、バングラデッシュやインドなどの決して裕福とは言えない女性の方々が仕事を請け負っているという現状があります。

バングラデッシュやインドの女性達は、低賃金かつ劣悪な環境でも、仕事を辞めるという決断ができません。それは、他に働くところがないという現状だからです。

一部のファストファッションを主要ビジネスとしている企業は、労働者の環境を理解しており、それを悪い方向で利用しています。

「嫌なら、別にやめてもいいです。代わりはたくさんいます。」というようなスタンスで、労働者を確保しているのです。

ファストファッション業界には、先進国と発展途上国を繋ぐ黒い絆があります。

この映画で描かれている問題は、決して他人事ではなく、私たち消費者一人一人にとって身近な問題ではないでしょうか。

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普段考えることのない、服がどこから来ているのか?という疑問がこの映画を見ると自然と湧いてくるようになりますよ。

なぜ、アンドリュー・モーガン監督はザ・トゥルー・コストを製作したのか?

アンドリュー・モーガン監督が、ある日コーヒーを淹れようとしたとき、新聞に載っている一枚の写真に目がとまりました。

その写真は、ラナ・プラザ崩壊事件に関連するものでした。アンドリュー・モーガン監督は、ラナ・プラザの悲惨な事件をきっかけに、今まで考えたことがなかったファッションブランドの裏側について興味を持つようになります。

そして、ファッションブランドの裏側には、黒すぎる問題があることを発見します。

この問題は、世界に発信するべきであると考え、ザ・トゥルー・コストを製作しました。

この映画は、クラウドファンディングで資金を集めて、作成したドキュメンタリー映画となっています。

ラナ・プラザ崩壊事件

アンドリュー・モーガン監督が、この映画を作ったきっかけとなった事件のラナ・プラザ崩壊事故。

この事件は、死者数1127人、行方不明者数500人、負傷者数2500人と最悪な事故となり、世界に震撼を与えました。

ラナ・プラザは、先進国で人気となっていたファストファッションを扱っている企業の製造工場が入っていたのですが、安全管理が全くできていませんでした。壁にはヒビが入っており、いつ崩れてもおかしくないという状態だったのです。

ラナ・プラザでは多くの若い女性が働いており、「壁にヒビが入っていて怖い」と管理者などに伝えていたのですが、指摘に対して全く答えることなく無視をしていました。

また事件があった当日は、翌日まで帰ってはいけないと命令をしており、ビルが崩れそうだったにも関わらず、避難することもできませんでした。

そして、結果としてファッション史上最も最悪と言われている「ラナ・プラザ崩壊事故」が起こってしましました。

事故が発生してから、世界中から多く批判の声がよせられました。

エシカルファッションへの転換

ラナ・プラザ崩壊事故の一件があってから、世界中でファストファッションからエシカルファッションへ転換を試みる企業が増えてきました。

エシカルとは、「倫理的な」という意味の言葉で人や社会、地球環境に優しい考え方として使われる言葉となりました。

つまり、エシカルファッションとは、人や地球環境に配慮して作られている服のことを指します。

エシカルファッションへの転換を試みる企業が増えてきた理由としては、多くの人が社会問題に関心を持ち出しており、メディアでも多く社会問題について取り上げるようになったことが関係しています。

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また、大量に消費するようなライフスタイルではなく、ミニマリストやミニマルライフを送る人が増えてきている世の中のトレンドも関係しています。

大手企業も続々とエシカルファッションの方向へ

ファストファッションが流行していた時代から、エシカル分野で勝負している企業は多くありました。ザ・トゥルー・コストでも取り上げられている「People tree」、その他には、「mother house」、「hasuna」「LUSH」などです。

エシカルという言葉が世の中に出回っていない時代、大手企業は利益率的にエシカルファッション分野への参入は難しい状態でした。

しかし、今は時代とトレンドが変わったことによって「エシカルであること」を消費者側に求められるようになり、エシカル分野に続々と大手企業が参入しているという現状となっています。

大手企業がエシカル分野に参入することで、大きなソーシャルインパクトを生むことできるので、今後さらに人と地球に優しい企業や考え方が普及することでしょう。

YUMANN
どのような企業がエシカルなのかということは、実際にこの映画を見て確かめてみてください。

ザ・トゥルー・コストのまとめ

ザ・トゥルー・コストは、ファストファッション業界が抱える黒すぎる部分にフォーカスしている映画となっています。

アメリカや日本などで、大量に消費されているファストファッションは、途上国の人々の過酷な労働で成り立っているという現状を知ることができます。

この映画は、まだまだテレビなどの大きなメディアでは取り上げられることのない社会問題について知ることができる作品です。

社会問題や、ソーシャルビジネス、またファッションの裏側について興味があるという人は是非この映画を見てみてください。

普段考えることがない、服の裏側について知ることができます。また、この映画を見ることでこれからの消費行動に変化が起きることになりますよ。

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